〜映像を起点に知の発見・共創、流通・活用を推進〜
■ねらい
映像メディアには次の特徴があります。
・現実世界の客観的な記録
・視聴覚に訴える映像の表現力
・言語情報、図形なども扱える
当研究室では、これらの特徴を最大限活用して、スポーツ、製造業、医療・看護、農業等で、
技能伝承やスキルアップの効率化の実現をねらいに映像活用の課題を
解決するための研究を行っています。
■映像活用の課題
・映像の撮影や編集の手間やコストが高い
・膨大な映像が蓄積されたときには内容把握に時間がかかる
・興味ある部分をすぐ探せない
・映像中の重要なノウハウが読み取れない
■研究分野
画像処理/映像メディアハンドリング技術
映像と人とのインタラクション/ヒューマンインタフェース
教育工学/eラーニング/スキル学習
生体センシング/信号処理
■研究テーマ
1.作業や体験の映像化
知識発見に適した映像の生成技術の確立
・一人称視点映像へのアノテーション付与
・多視点映像の自動編集
・板書レクチャーのコンテンツ化
2.映像の知識化
映像に埋もれた知の発見支援
映像内容の可視化
3.知の流通
持続的な知識創造を促す場の創出
・yamanabi
オープンラーニングによる登山の実践知の主体的な学びサイト
・映像に内在する知識の抽出
4.メンタルヘルスケア
・前頭葉における脳血流制御のセルフトレーニング
・ウエアラブルセンサを用いた登山中の心身の負荷低減